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トラックバック先: http://blogs.yahoo.co.jp/sushi_bomber20/33796482.html
2007年にバーツランを実行なさった方です。


FFPのステータスを取得するために「バーツラン」なるものが流行ったことがあったらしい。物価の安いタイ国際航空のタイ国内線に搭乗することで搭乗回数を増やすことのようである。その後状況の変化により、バーツランのうまみは少なくなったらしいが、興味をひかれたので、現況を調べてみた。

タイ国際航空の運行する国内線で最も短距離なのは、北部のチェンマイ~メホンソンを結ぶ路線で、マイラーには有名な区間らしい。タイ航空のサイトで調べると、この区間の最安往復運賃(Hot Deals)は諸経費込みでTHB3080、だがこれだと予約クラスがWでマイルがたまらない(UAのFFPにためる場合、他は調べていない)。マイルがたまる予約クラスで最安運賃(Flex Saver)はTHB3810である。現在の為替レートだと13000円以下である。日本の国内線に乗ろうとすればどうあがいてもこれ以上かかるわけで、安いと言えば安い。問題はこの区間の便数が1日2往復で、1日に稼げる区間数が限られていることであろう。

そこでバンコクを起点にしてバンコク~チェンマイ~メホンソンを1日2往復する工程を考える。バンコク~チェンマイの往復運賃(Flex Saver)はTHB6130なので、1日8区間搭乗するのに合計19880THB、64000円程度かかることになる。1区間あたり8000円だ。これであれば日本の国内線でも時期と路線を選べば可能な値段であり、なおかつ日本からバンコクまでの航空券代もかからない。バーツランが廃れたのもなるほどうなずける。

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