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表題の通りだが、Delta を使い、北米経由でヨーロッパに行くどうなるかと言う話である。4月28日発5月6日着で成田から Stuttgart までの旅程と運賃を検索してみた。

090227_01.png
 


 

 

 

 

 



ゴールデンウィークにこれだけの距離を乗っても運賃は15万円以下。案外安い。実はこの運賃はほぼ通年変わらないようで、Delta の中の人はこの運賃の存在をほとんど忘れているのではないかとすら思える。また燃油サーチャージの計算があっていない気もする。行きは Los Angels で昼間を過ごせ、Paris で17時間も過ごすことになる。帰りは Atlanta で一泊することになり、時間が無駄と言えば無駄だ。ヨーロッパでゆっくり過ごしたいという方には全くお勧めできないが、飛行機に乗るのが好きで、北米の都市にも少しだけ寄れることがメリットと思える人にはそれなりにお得ではないかと思う。マイルも24000程度貯まる。

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いろいろな意味で話題となった航空会社 Jetstar だが、首を傾げたくなる不思議な点も多々ある。運賃もしかりである。日本からオーストラリアを往復する場合、日本発の往復航空券を買うより、日本からオーストラリアへの片道航空券とオーストラリアから日本への片道航空券を別々に買うほうが安いのだ。


今年の5月の連休に東京からケアンズを往復する日程を想定し、5月1日に東京を出発し5月6日に東京に到着する旅程で比較してみる。運賃検索は公式サイトで行った。エコノミークラスは既に満席のようなので、スタークラスの運賃で比較した。
http://www.jetstar.com/jp/ja/


東京を5月1日に出発し、5月5日に帰ってくる往復旅程で運賃を検索すると、検索結果は日本円建てで表示され、その金額は往路・復路とも69200円である。燃油サーチャージや空港使用料、税金などを加えると約86000円となり、往復の支払額は約172000円となる。
fare_jpy.png


 

 




一方、同一の旅程を往路・復路それぞれ別々に検索すると、往路の運賃は上記と同じだが、復路の検索結果は豪ドルで表示され、その金額は934ドル(約55000円)である。この運賃は燃油サーチャージを含んでおり、空港使用料、税金などを含む復路の支払い総額は1008ドル(約59000円)となる。これは上記の86000円より30%以上安い。往路・復路の支払額の合計も145000円程度で上の17万円超と比べれば15%ほど安い。
fare_aud.png

 

 





国際航空運賃は、旅行する方向により金額が違うのは半ば常識であるが、従来の航空会社は片道運賃を往復運賃の半額よりはるかに高い値段に設定してきたため、このようなことは起きなかった。


この現象、同様の運賃設定を行っている格安航空会社では Jetstar に限らず起こっていることである。昨年11月に関空に就航したセブパシフィック航空でも起こっているし、今後 AirAsia が日本に就航しても同様であろう。知っていて損はない。

Qantas の FFP は oneworld 加盟の航空会社の中では比較的ポイント(マイル)がたまりやすく、使用もしやすいし、ポイントの増減があれば失効もしない。しかしエリート資格の取得は、エコノミーばかり搭乗しているとなかなか厳しい。Qantasの場合、搭乗ごとにポイントとは別に Status Credit と言うものが加算され、1年間に加算された Status Credit の多寡でエリート資格が決定される。 Status Credit はエコノミーの割引運賃で乗った場合、ビジネスで乗った場合の1/4しかたまらず、エコノミーのみ搭乗してエリート資格を取得するのはなかなか難しい。価格を考えればこれが本来の姿なのかもしれないが、何とかして安価にエリート資格を取得できないかと考えてしまうのが貧乏人の悲しさである・・・

qantas_ffp.png
 

一番右に表示されているのが Status Credit


いろいろ探した結果、修行に使えそうな区間は以下の通りである(いずれもビジネスクラス)。

その1 JL Kuala Lumpur ~ Singapore 往復 Travelocity で $328 → 30000円程度
その2 RJ アンマン~アカバ往復 Travelocity で $216 → 20000円程度

600マイル以下の区間をビジネスで搭乗すると Status Credit が40たまるので、18回搭乗すればゴールド資格を得ることが出来る。つまり上記その2なら20万円以下でゴールドを達成できるわけだ。一日2往復あるので、この点も都合が良い。ただしアカバはイスラエル国境に近いこともあり、こんなことをやったら何か怪しまれそうという懸念はあるし、アンマンまで行くのも結構骨が折れる。日本から簡単にいけるのはその1だが、この区間の日本航空便は1日1往復で、しかも空中ですれ違うダイヤなので、一日1回しか搭乗できない。国際線なので当然入出国審査があり、何度も往復してたらこれも怪しまれそう。

これに加え、Qantas グループに4区間以上乗らないとエリート資格は得られないのだ。
エリートへの道は険しい・・・

http://www.bahn.de/regional/view/bawue/bahnregional/freizeit/bawue_ticket.shtml

今回の旅行ではこの切符を有効に使用した。州内のDB路線やVVSやKVVなども含む相当数の交通連合にも有効で、一日一人19ユーロ、日本円で2500円程度。これは安い。料金不要の列車しか乗れないとはいえ、ドイツの幹線筋のIREやREは相当速く、表定速度は70-100km/h程度が普通である。その上、Basel SBB、Lindau、Neu-Ulm、Wuerzburgといった州外の都市への路線にも有効となっている。

帰省ついでに若干の乗り潰し。ヘルシンキにも滞在。

ドイツ滞在中途中までレンズが汚いことに気がつかず、ひどい写真になってしまった。


12月29日 とりあえず Stuttgart へ
IMG_0002.jpg
 




 

 

 

 




12月31日 今日は日帰り乗り潰しの旅

Neuffen Bf. ここから Nuertingen で RE に乗り換えて Stuttgart へ。
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Stuttgart Hbf. ここからREに乗り継ぎほぼ Necker 川にそって北上IMG_0006.jpg
 


 


 

 

 

 

 

Heilbronn Hbf. へ、駅前広場から出るS4系統で Karlsruhe へ。
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Karlsruhe Durlach Bf. ここで RE の Stuttgart Hbf. 行きに乗り換え。
IMG_0012.jpg
 


 

 

 

 

 



Pforzheim Hbf. で Kulturbahn に乗り換え。IMG_0013.jpg
 


 


 

 

 

 



Horb Bf. ここで進行方向が変わる。列車番号も変わり、時刻表では別列車扱いだが、そのまま直通。ここからは再び Necker 川にそった行程。IMG_0015.jpg


 


 

 

 

 

 


で、 Tuebingen Hbf. へ。いわずと知れた大学の街。IMG_0016.jpg
 


 




 

 

 


1月3日 Helsinkiを散策。と言っても寒くてまともに外を歩けず。

中心部
IMG_0074.jpg
 


 



 

 

 

 

近郊列車IMG_0076.jpg
 


 


 


 

 

 

 

と言うわけで、大して乗り潰しは進まず。ま、今後何度も行くだろうから、地道に乗り潰し範囲を広げていくのみ。ちなみに Helsinki →東京はなぜかCにアップグレードされた。またこれで過去に入国した国の数は28となった。


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