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京急の京急蒲田付近の下り線が今年5月に高架化されたが、これに伴い、空港線の京急蒲田~大鳥居(糀谷駅構内?)が単線並列で運用されている。この変則的な運行は高架化が終了してしまうと見られなくなるため、本日少々観察してきた。
北小金08:47の上り列車で金町へ、ここから都バスで本所吾妻橋へ。都営まるごときっぷ(700円)利用である。道は空いており、時間調整をしながら進む。
本所吾妻橋まで30分強。
ここから09:50の羽田空港行き快特にのり、泉岳寺乗り継ぎで西馬込へ。前回浅草線の泉岳寺以西に乗ったのは、おそらく1990年代後半である。当時は5200形が走っていたと思う。浅草線は国道1号線の下を走っているわけだが、西馬込付近はこれといってめぼしい商業施設があるわけでもなく、非常にさびしい印象。車庫につなげるために存在するような印象さえする。
西馬込から徒歩で馬込車両検修場を観察。
国道1号線を徒歩で進み、呑川を渡る橋を左折する。呑川は世田谷区桜新町付近を水源とする河川で、昭和島付近で東京湾に注ぐ。呑川は京急蒲田駅のホームの下を流れており、このまま川沿いに歩いていけば、京急蒲田につけるだろうという算段だ。
で、ついにつきました、京急蒲田。最初は駅の品川よりの踏み切りで列車の運行を観察していたが、普段JR東日本のゆるゆるダイヤに慣らされた目には京急の運行は刺激的である。羽田空港からの新逗子行き急行が到着後、まだ場内信号赤の状態で踏切がなり始め、新逗子行きが発車したところで、場内信号がすぐ警戒に変わり、さらに注意に変わる頃には北総線方面からの羽田空港行きが到着、その後一瞬にして進路が切り替わり、久里浜行き快特が到着。Youtube に京急の動画は大量にあがっているが、やはり実際に見ていたほうが楽しい。
その後第一京浜の空港線踏み切りに移動し、しばし観察。
新逗子行きエアーポート急行
羽田空港行きエアーポート快特
今度は改札内に入り、列車の運行をしばし観察。で、せっかくなので高架のホームから発車する、新逗子始発の急行羽田空港行きに乗り込む。先頭車に乗ったので、第一京浜をまたぐ急曲線区間にある散水装置が良く見えた。で、糀谷へ。
成田空港行きエアーポート快特
京急蒲田寄りの様子。左側の線路が本来の上り線で、ダブルクロスを直進すると、京急蒲田の3階(本線の下り線)に至る。現在このダブルクロスは分岐側に固定して使われている。
印旛日本医大行きエアーポート急行
大鳥居寄りの様子。左下の地上に既存線が見える。
高架ホームには品川方面の列車と横浜方面からの羽田空港行きが、地上ホームには横浜方面の列車と品川方面からの羽田空港行きが発着するという状態は、まさしくカオスである。糀谷駅の改札を出て、大鳥居方面に歩く。糀谷駅と大鳥居駅の間にダブルクロスがあり、京急蒲田からここまでが現在単線並列で使用されている。
青砥行きエアーポート快特
新逗子発羽田空港行きのエアーポート急行がダブルクロスを通過し終わってから1分もせずにやってきた。これでは京急蒲田停車は無理だ。このエアーポート快特が京急蒲田を通過した直後に本線の上り快特があり、この快特が京急川崎で抜く列車が20分後のエアーポート急行羽田空港行きだからである。
大鳥居駅まで歩き、穴守稲荷まで一駅乗車。
再度一駅歩いて天空橋へ。穴守稲荷から天空橋にかけては地上線時代の線路跡が、駐車場と公園になっている。旧羽田空港駅跡も駐車場だ。
旧羽田空港駅跡
奥が穴守稲荷方面、手前が現羽田空港方面。
天空橋駅から再び空港線の客となり、国内線ターミナルへ。そこからモノレールの第二ビル駅に向かい、浜松町へ。で、大門から浅草線、高砂で金町線、金町から常磐線で帰った。
これにより国際線旅客ターミナル以外の京急空港線全駅ORITADE達成。国際線ターミナルもいつかは降りることになるでしょう。何よりも高架化完成後は見られない単線並列運転を観察できたのは収穫であった。