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出張で四国に飛ばされ、狭いホテルの一室で寂しい日々をすごすことになったが、昨日は香川県方面に遊びに行き、琴電を乗り潰した。

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7000形単行の普通列車観音寺行きで川之江を10:40に出発。乗客は6人しかいない。県境を越える需要が細いのは珍しくないが、やはり寂しい。香川県に入ってからの2駅でやや乗客を増やし、観音寺到着。ここからは121系2両編成多度津行き。観音寺からは比較的人家が続き乗客を順調に増やし、若干の立客を出しながら多度津到着。ここで一旦改札を出て、「ことでん・JRくるり~んきっぷ」を買う。多度津からまず12:16の土讃線列車で琴平へ。この列車も121系だ。121系は確か余剰の足回りを使って製造されており、台車はDT33、主電動機はMT55だったと思う。1M方式なので、制御装置は当然違うはずだが、なんだか103系を思い出させる音であった。5月に大阪で乗って以来、103系には乗っていないので、103系がどんな音で走るのかももうはっきりとは思い出せないのだが・・・

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琴平は当然こんぴらさんで有名なのだが、今日はあまり時間が無いので、まっすぐ琴電の琴平駅に向かう。

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待っていたのはどう見ても元京王5000系。琴電と言うと京急車が幅を利かせている印象を持っていたが、京王5000系も譲渡されていたとは。台車はどこから調達したのだろうか。まあ良い。12:42に発車。琴電のダイヤは日中30分間隔で、ラッシュ時はその間に列車を追加する形で15分間隔と言う極めて解りやすいダイヤである。ドイツの鉄道ダイヤを思わせる。

瓦町で乗り換えて長尾へ。

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過去の写真を見ると長尾駅右隣に隣接して何か建物があったようだが、駐車場になっていた。

長尾駅周辺は人気がなく、商店らしきものも結構あるのだが、どれも開いているのか閉まっているのか解らない感じであった。昼ご飯を食べていなかったため、食堂を探し、長尾線と並行する道路を高松方面に歩き始める。何件か食堂らしき店はあるのだが、開いてなさそう。10分以上?歩いたところで喫茶店?を見つけ日替わり定食にありつく。40歳くらいの女性が一人で暇そうに店番をしていたのだが、出てきた食事はなかなかのものであった。また旅行の話で30分近く話し込んでしまった。

腹を満たしたところで、再度琴電と並行する道路を歩き始めた。既に15時を回っており、あたりも暗くなってきた。着いたのは白鳥駅。知らぬ間に3駅も歩いてしまったらしい。

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白鳥駅には旅客営業規則が備え付けられていた。Irucaに関する記述もあり、新しいものと見受けられる。また途中下車制度があることも書いてあった。あまり読む人はいないだろうが、利用者に対して契約内容を明示している姿勢に好感を持った。小さい駅ながら時刻表や運賃表もきちんと整備されており、清掃も行き届いていた。

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琴電は2002年ごろに高松築港から瓦町をへて志度まで乗ったことがあるが、正直なところあまり記憶にない。経営破綻後、様々な面で改善が進んだと言う話も聞くので、その成果なのかもしれない。

長尾線列車で川原町で一旦下車後、線路沿いを歩いて瓦町に戻る。志度線との接続状況を見たかったためだ。志度線ホームを確認してから再度瓦町駅に入場し、高松築港へ。徒歩で高松駅に向かう。

時刻は16:30過ぎ。16:50の「いしづち」に乗っても良かったのだが、貧乏人の意地でとりあえず16:40の「マリンライナー」に乗車。

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213系時代には乗ったことがあるが、5000系/223系になってからは初めてである。先頭のクモハ223に乗車し、しばし前面展望を楽しむ。ほとんど120km/h以上で走っており、かなり速い。次の坂出で下車。途中鴨川で観音寺行きを抜いたので、これに乗り換えるつもりでいたが、この列車、坂出で後続の「サンポート」琴平行きを退避すると言う。と言うわけでおとなしく「サンポート」に乗り換える。なんだか無駄な乗換えをしてしまった。で、サンポートを多度津で下車。後続の「いしづち」を待つ。こんなのんびりと乗換えを待つ時間があるのは、特急が遅いからに他ならない。特急も坂出・宇多津・丸亀と3駅連続で停車するし、宇多津では「しおかぜ」と連結するために7分も停車する。

多度津から特急で川之江までは30分未満、普通列車だと1時間以上掛かるのだが、特急だとあっという間だ。

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常磐線の鎌倉から横須賀線の鎌倉まで普通にJRの片道乗車券を買うと1380円、往復で2760円である。

 

結論から言ってしまえば、一番安いのはおそらくホリデーパスを使う方法であろう。東京近郊のフリー区間内が一日乗り放題で2300円である。このパスを使えば途中での寄り道も自由で、御徒町に行っても横浜中華街に行ってもよい。

http://www.jreast.co.jp/tickets/info.aspx?GoodsCd=846

 

江ノ電や湘南モノレールを使って江ノ島方面にも足を伸ばすのであれば、鎌倉・江ノ島フリーきっぷを使用する手もある。こちらは2日間有効で2700円である。なおフリー区間外での途中下車は出来ない。

http://www.jreast.co.jp/tickets/info.aspx?GoodsCd=810

 

ホリデーパスは東京を中心とする区間がフリー区間となっているため、都心部に住んでいる人には利用価値が低い。逆に郊外に住んでいて、都心の向こう側に向かうような日帰り旅行の場合、大抵安価になると言ってよい。 

この辺で書いた
http://eisenbahn.blog.shinobi.jp/Entry/34/

http://eisenbahn.blog.shinobi.jp/Entry/37/

http://eisenbahn.blog.shinobi.jp/Entry/39/

マレーシア・シンガポール旅行から無事帰ってきた。

 

Kuala Lumpur

Kuala Lumpur でまず降り立ったのは Pasar Seni 駅。この近くの宿に泊まった。

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Petronas Tower

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KL Bird Park にて。檻のなかで飼育しているものとしては世界一大きい野鳥公園らしい。

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KTMの本社。

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Kuala Lumpur 駅。今は長距離列車が発着しなくなり、さびしい印象。

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KL Sentral 駅にて Laksa を食す。

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Central Market 。整然と店舗が並んでおり、観光客でも安心して買い物が出来るが、価格はそれなりに高い。現地の人は全くいないように見えた。

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K

 

 

 

 

L Sentral 駅の一等客用ラウンジ

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Singapore 

Causeway より

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Little India の装飾

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Little India にて

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East West Line の西側の終点、 Joo Koon 駅のホームからから西を見たところ。将来的な延伸が計画はされているが、まだ工事は始まっていないようだ。ただし Boon Lay と Pioneer の線路沿いの空き地に、橋桁らしきものが保管されているのが、車内から見えた。

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ちょっと短かったが、2人で総額7万円以下(?正確には計算してないが)しか掛かってない割には、十分楽しめた。また来年7月にシンガポール行きの片道切符が残っているわけだが、何をすべきだろうか・・・

ちなみに、Singapore の鉄道は2002年に訪問した際に全て乗り、その後 MRT North East Line と関連する LRT が開業した後 2006年にも再完乗をはたした。今回の訪問で Joo Koon 延伸部分と Circle Line 部分開業部分は乗ったものの、Sentosa Express は乗れなかったため、再々完乗は次回以降に持越しとなった。

KLからSingaporeまで、一等個室寝台のようだ。KTMのサイトはいまいち使い勝手がよくないが、切符らしきものが出てきたので大丈夫だろう。

過去の記事で書いた
http://eisenbahn.blog.shinobi.jp/TrackBack/34/
のマレーシア旅行の帰路の航空券を確保した。当初は Air Asia で台北まで飛んで、台北から全日空の欧州往復航空券を買うことも考えた。しかし、先の予定をあまり固定したくないので、結局素直に United のマイルを使用し、Singapore から東京までの往復航空券を取った。

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まあ来年また Singapore のからの帰路でどういう航空券を買うか頭を痛めることになりそうだが・・・
 


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